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「器楽Ⅰ」(前期)と「器楽Ⅱ」(後期)

2024/10/11
保育・幼児教育
[担当教員] 水町 愛 
[対象学年] 1年生

後期がスタートしました。保育・幼児教育専攻では1年生から4年生まで音楽実技の科目がありますが、中でも1年生を対象とした「器楽Ⅰ」(前期)と「器楽Ⅱ」(後期)は、グループレッスンによる個別指導の授業です。個々のレベルやペースに応じた個別指導を行うという授業スタイルは特殊ですが、とても贅沢な時間でもあります。初級レベルの受講者には基礎技能を一から丁寧に指導し、上級レベルの受講者には更にそのスキルを向上させるための教材を使って指導を行います。ピアノの経験なしに入学する学生も毎年少なくありませんが、この1年間の個別指導を経て、毎年どの学生もある程度のレベルの童謡の伴奏を弾きながら歌うことができるまでに成長します。2年生以上では、そのスキルを用いて保育実践の場を想定した模擬演習に取り組むなど、人前での応用実践力を磨きます。

今週の授業は、後期初回のオリエンテーションから始まりました。オリエンテーションでは、全15回のレッスンを通して目指す目標地点を確認するとともに、受講上のルールや評価方法について説明を行い、より有意義な学びが進むよう配慮します。この科目は、複数の兼任講師の先生方にも担当していただきます。初回の授業では、それぞれの先生方より応援のメッセージもいただき、受講学生は意気込みを新たにしました。

授業後半は、小グループに分かれさっそく個別レッスンです。夏休み前に課された課題をそれぞれがしっかり練習して後期初回を迎えており、感心です。前期半年間の学びで身につけたスキルを後期さらに磨いて伸ばし、達成感や自信に繋げてもらいたいと思います。そして、将来は保育の現場で「音楽って楽しいね!」という思いを子どもと共有してくれることを願います。

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