「チャイルドケア・ゼミ」は保育・幼児教育専攻１年生を対象にした科目です。将来、幼稚園、こども園などに就職を希望する学生が必ず受講し、単位を修得しなければならない幼稚園教諭一種免許状のための必修科目です。

具体的には、夏休みの課題として取り組んだ「100の課題」（何かについて100個集める、調べる、制作する等）について、一人5分のプレゼンテーションを行ったり、今年度は11月23日（土）に実施された「こどもフェスティバル」に向けた準備（手遊びとダンスの練習、来場者へのお土産を入れるハート形の入れ物の制作等）を行ったりしました。また、「幼稚園・認定こども園、保育園、児童養護施設で求められる人材」について併設幼稚園や付属保育園の先生方、児童養護施設で施設長をされていた先生からのお話を聞く機会や「子どもの人権」について考える機会もありましたし、この授業の最後にはアドバイザー（担任）との面談を行う特色ある科目となっています。

今回は、就職先が公立幼稚園、付属保育園、児童養護施設に内定している3名の4年生からの「先輩のお話」でした。なぜこの就職先を選んだのか、大学生活でやっていてよかったこと、やっておけばよかったと今思うことなどを、ここまで詳細を話してもいいのかと心配になるほど赤裸々に語ってくれました。1年生からの質問に答える形の質疑応答の時間もとても充実しており、有意義な時間となったようです。