保育実習指導Ⅰ（2年生）では、2年生後期に実施する保育実習Ⅰに行くための基礎的な授業です。保育実習Ⅰは保育所実習と施設実習（児童養護施設など児童福祉施設）の2つがあり、その実習に向けての事前指導及び事後指導があります。基礎的な学びとして、保育所や児童福祉施設について概要（意義や目的など）を学び、役割や機能を理解します。そして、具体的には、実習記録の書き方や指導計画の立て方を学びます。

　今回の授業では、最初に子どもとのコミュニケーションを取る一つの技術である手遊びの発表の後、施設実習について「施設実習に行く前に」に必要な考え方、マナー、心構えを学びました。また、児童養護施設の1日の生活の流れや実習生と子どものかかわりについて動画を視聴して、学生それぞれの感想、課題、今後どのような学びが必要かについて考えました。

　保育実習は緊張の連続です。少しでも安心して実習に取り組むことができるように、学生の心理的ハードルを下げ、楽しく、そして大学でしっかりと学びを深めて有意義な保育実習になるように支援しています。