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保育内容「環境」

2024/07/01
保育・幼児教育
[担当教員] 香﨑智郁代 
[対象学年] 2年生

保育内容「環境」の授業は、保育・幼児教育専攻2年生を対象にした科目です。この科目は、将来、保育者(保育士・幼稚園教諭・保育教諭等)を志望する学生が必ず受講しなければいけない(必修)科目の一つです。

今回のテーマは、先週に引き続き「日常生活の中で数量や図形に親しみをもつ。」という内容を取り上げました。私たちの生活を見渡してみると、電話番号や時計、日付等、数であらわされるものがたくさんあります。また、屋内や屋外、自然のなかにも様々な図形が隠れていることに気づきます。子どもたちは毎日の遊びや生活のなかで、無意識のうちに数や量、図形に触れる体験を多くしているのです。計算の足し算・引き算等は、小学校以降での学びですが、保育・幼児教育の時期にそれらの土台となる多くの体験をするなかで、数や量、図形に対する関心や興味を持ち、感覚を育てていくことが大切です。

今回の授業では、スタンピングで様々な図形に触れる遊びを行いました。最初に時間をかけて、構成を考えていた人や気持ちの赴くままスタンピングしていた人等、個性豊かな作品が出来上がりました。保育者となる学生のみなさんには、子どもたちが数量、図形に興味や関心をもち、体験していくことの意味を理解し、援助ができるようになってほしいと思います。



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