特別支援教育論【小中高】
[対象学年] キャリア・イングリッシュ専攻・児童教育専攻 1年(教職必修科目)
この授業は、本学の場合、及び人文学科キャリア・イングリッシュ専攻の「中学校・高等学校教諭(英語)一種免許状」を取得する学生、及び同児童教育専攻の「小学校教諭一種免許状」(合わせて特別支援学校教諭一種免許状を取得する学生を含む)が履修すべき「教職必修科目」として、文部科学省から指定された授業となります。
今回の授業の後半では、通常の学級に在籍する場合を含めて「特別な支援を必要とする児童生徒(以下、当該児童生徒)への支援に必要なこと」として、次の6点を挙げました。
①特性や問題から当該児童生徒の強みを生かした支援
②特性や問題から当該児童生徒への配慮を必要としての支援
③当該児童生徒の心に寄り添った(心を汲みとった)支援
④校内・校外の連携及び共通理解
⑤保護者への支援
⑥同一集団の児童生徒を生かした支援
前半の①~③は「直接的な当該児童生徒への支援」、後半の④~⑥は「間接的に不可欠な支援」になるのですが、両者が車の両輪のように相互に作用することが重要となります。
その内、今回は後半の「間接的に不可欠な支援」を取り上げて講述しました。
みなさんは、「連携」「共通理解」と聞くとどのようなことをイメージしますか?
例えば、ある児童(以下、当該児童)が授業中に席を立って教室を出ていってしまった場合に、みなさんが担任教師だとしたらどのように対応するでしょうか?きっと「どこに行くの!」と追いかけて制止するようにするでしょうが、仮に走って遠くまで行ってしまっていたら、他のクラスメートはそのまま放置されて授業どころではなくなってしまいますね。
この場面では、別の教師が見かけた場合にすぐに追いかけて対応したり、担任教師が追いかける場合は別の教師が授業のフォローをするという「連携」が欠かせないこと詳述しました。
また、そのためには、担任教師以外の別の教師が当該児童の情報を共有して支援にあたることができることが大変重要で、当該児童の特性や日ごろの様子を理解しておく「共通理解」が必要であることを詳述しました。
次回は、前半の「直接的な当該児童生徒への支援」を取り上げて講述していきます。


