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英語文学講読Ⅰ

2025/05/15
Cイングリッシュ
[担当教員] 山本幹樹 
[対象学年] キャリア・イングリッシュ専攻 3年

英語文学講読Ⅰの授業では、キャサリン・マンスフィールドという女性作家の 短編“The Garden Party”(「園遊会」)という作品を読んでいます。20世紀初頭の作なので、作者の生涯や歴史、文化的背景等についても学びながら読んでいきます。

今日は、歴史について調べた担当者の発表から始まりました。その後は別の担当者が、作品の該当のページを読んで訳をします。単に訳するだけではなく、特に心をこめた、あるいは丁寧に訳した個所も披露してもらいます。

また、作品中に登場した気になる表現(キーワードやキーセンテンス)を挙げ、どんなことを感じたか、考えたかを説明してもらい、ディスカッションにつなげます。このように、授業では、文章を丁寧に読むこと、自分の気持ちに敏感になること、そこから何が言えるのかを言葉にすることを大切にしています。

最後に担当者から英作文の課題が出され、次週までに提出することになっています。先週の課題の一つが「感嘆文」で、素敵な英作文が提出されましたよ。ごく一部の例を挙げると……。“What an amazing idea you had!”←とても良い提案があったようです。“What a wonderful day it has been!”←そんな素晴らしい一日を過ごせるなんて。私も嬉しくなります。短くても、自分の経験や感じたことからくる文章はとても意味深いものとなり、時には読む人に感動や勇気を与えます。来週はどんな名訳や名言が登場するのでしょうか。楽しみです。

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